A.交通事故のうちたしかに、物損事故はあまり関係ありませんが、怪我や死亡事故という人身事故の場合、必ず被害者の方は、病院に係り、治療を行うことになります。
その場合、治療費や慰謝料については、その医師の記載した診断名、カルテの記載をもとに、診断書や意見書を根拠として損害賠償金額が決定されます。
とすると、損害賠償金額について疑義があると、弁護士は必ず医師と話をして、その診断や治療について吟味する必要があり、そこには医師の話を理解するための医療知識が必須ということになります。
これは、医療訴訟と同じであるという点で、交通事故は医療事件に含まれる、ということになります。
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